☆週刊☆ 経営いろは帖 Vol.294 2008/10/27 毎週月曜日発行 執筆・発行/株式会社総合教育研究所 石橋正利 http://www.sk-k.co.jp http://www.sogokyouiku.com/ (ブログ) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ このメールマガジンは、名刺交換をさせて頂いた方、ホームページより ご登録を頂いた方などのご縁を頂いた皆様に配信させて頂きます。皆様 のお仕事においてこの情報が少しでもお役に立てれば幸いです。 ============================================================ 万人幸福の栞(1) −丸山敏雄の世界− ============================================================ 「万人幸福の栞(社団法人倫理研究所)」という新書に出会ったのは、 もう7年ほど前だったでしょうか。私が経営品質向上活動のコンサルティング に初めて取り組ませていただいた企業様が、「倫理法人会」の会員だった ことがご縁です。 でも実は、最近まで、この小冊子の存在を忘れていたのですが、社会が あまりにも、自分本位の“売上・利益至上主義”による弊害が現れて来て いることを鑑み、“人としての生き方”を説かれた「万人幸福の栞」をご紹介 することにいたします。 ご縁は不思議なもので、現在、コンサルティングさせていただいている 企業様も、「倫理法人会」の会員でいらっしゃるのですが、トップの経営哲学 の背景に、“倫理”という“変えてはならない道理”が背骨として通って おられるんですね。その姿に、“前垂れをかけたみ仏の姿”を見る思いがいた します。 「万人幸福の栞」が世に出たのは、昭和24年ですから、私が生まれた翌年 です。戦後の荒廃した時代に、“明朗・愛和・喜働の世明け”の実現を信じて、 「万人幸福の栞」を書かれた丸山敏雄さんの熱き思いに強く胸が打たれます。 私の大好きな“万人が幸福になれる道”の一節と私の思いを載せておきます。 ●「今日は最良の一日、今は無二の好機」 経営革新を起こすには、現状否定の“気づき”が無くしては成り立ちません。 この一節は、日々の出来事は“気づき”のチャンスであることを教えてくれる 素晴らしい言葉です。 ●「苦難は幸福の門」 日々目の前に起こる苦難は、生活の不自然さ、心のゆがみが引き起こす危険を 教えてくれる赤信号だということ。 ●「運命は自らまねき、境遇は自ら造る」 “己が一切である。努力がすべてである”と説く、人間である自分という存在に 対する絶対信頼こそ、未来を切り開くことを疑う余地もない。 ●「人は鏡、万象はわが師」 お客様も、職場の上司も部下も、伴侶も子供も、相手を変えようとする前に、 自らを改め、変えようとすればよい。そして、“天を師とし、人を師とし、経を師とす”。 ただし、この順番を間違ってはならない。 (文責:株式会社総合教育研究所 石橋正利) ★次号予告★ ---------------------------------------------------------------- 次回は、『万人幸福の栞(2) −丸山敏雄の世界−』です。 ---------------------------------------------------------------- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ☆週刊☆ 経営いろは帖 << 株式会社総合教育研究所 代表:石橋正利 >> ---------------------------------------------------------------- ■ご意見・ご感想は → ishi@sk-k.co.jp ■バックナンバーは → http://www.sk-k.co.jp/iroha/back_number.html ■メール登録解除は → http://www.sogokyouiku.com/?eid=3822 ---------------------------------------------------------------- ※当メールマガジンに掲載された記事を、許可なく転載することを禁じます ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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