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企画業務時間創出に向けた COMPANY業務効率向上および運用工数削減計画

HRシステムソリューション

2025.07.24

株式会社イトーキ 様

業 種その他製造

対象人数単体で約2000名、連結で約4000名

  • 本来の人事としての業務に時間を割くため、なるべくシステム対応にかかる工数を削減したい
  • 「運用ルール整理」「COMPANY®の活用」を推し進めるうえで、専門的な知識をもった人材がいない
  • プロの目線で、「現状の課題整理」「分析」「改善」を図っていきたい
  • 現状の把握と改善点の提案のため、システム/運用両面に精通したハイクラス人材をアサイン
  • 導入に携わった経験と、他社事例も含めたCOMPANY®経験を活かし、お客様と共に「よりよいCOMPANY®」の姿を描いた

COMPANY®導入後、運用担当者が抱える問題として、月次業務の工数負荷が高く、給与計算関連業務以外の会社施策や、企画業務に時間が取れていない現状であった。運用ルールの整理や、システム使用を最大限活用した業務効率の向上、運用工数の削減や業務改善を推進していきたいが、COMPANY®の機能に明るい担当者がおらず、十分な検証時間の確保や、業務改善を推進するメンバーを自社内部で構成することができず、現状維持が続いている状況であった。そこで導入当時、支援を行っていたSKKに相談があり、課題整理や分析、評価、改善を実施できる体制を構築することとなった。

具体的な施策や目標としては、負荷が高い現行業務の洗い出しと運用課題の整理を実施し、システムでの解消に向けた改善提案および改善効果が高いものから課題消化に取り組むことで、すぐにでも業務効率化の実感を得てもらうことを当面の目標とし、業務改善を推進していった。

  • 期間・体制

    【期間】2023年4月~2024年3月末
    【お客様】人事給与チームリーダー各1名ずつ 担当者4名 計6名
    【SKK】PJT管理者1名 プロダクトリーダー2名 メンバー1名 計4名


全体整理した課題から年間で約80件もの課題解決に取り組み、システムで対応できる業務が増えたことで月次業務作業が安定し、結果として担当者の工数に余裕が生まれることとなった。
(例)
CJK:通勤交通費サブ構築、育児休業関連届出の電子申請対応、マイナポータル電子申請機能利用、遡及人事リンクの運用構築、就労証明書の機能実装 等
CWS:妊娠報告から育児休業取得までの申請フロー構築、私有車・社有車通勤申請構築、変動支給控除申請構築、在宅勤務申請構築 等
CSR:モバイル月次承認サービス実装、フレックス制度導入支援、各種業務利用でのAERO設定改修・構築、賞与勤怠遡及データ利用設定構築 等
課としての施策が担当者の月次業務の稼働時間減少として目に見える形で改善されていき、課全体の生産性向上支援に大きく貢献した成果として高い評価を頂くことができた。

  • サポートの中で工夫したこと

    各プロダクトごとにCOMPANY®の機能に精通しているだけでなく、業務内容にも明るいメンバーを配置し、体制を構築できたことが、業務担当者との課題の共通認識を持てる結果となった。

    お客様にとって他社事例を知る機会が少なく、自分たちの業務がどこまでシステム対応できるかがイメージできていなかった。提案を行う中で様々な事例を紹介し、担当者と共に業務改善イメージを共有できたことが、業務改善を推進する加速装置となった。

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