バージョンアップとシステム改善の両輪駆動で 「新しいCOMPANY®」へ！
HRシステムソリューション
2025.07.07
キリンビジネスシステム株式会社（キリングループ） 様
業 種飲料
対象人数グループ全体で約30,000名
ポイント POINTs
- COMPANY V8へのバージョンアップを予定しているが、「ただバージョンアップする」のではなく、さらなる有効活用を目指したい
- 大規模プロジェクトの上流から稼働まで、一気通貫でご支援できる体制を構築
- SKK内で培われたお客様業務やCOMPANY設定への理解を最大限活用し、オンスケ/大規模トラブル0での稼働を実現
概 要 Overview
COMPANY Ver.6からVer.8へのバージョンアッププロジェクト。単純な置き換えではなく、バージョンアップにより実装される新規COMPANY機能の活用や、インフラ基盤がクラウド化されることに伴うシステム連携などの改修、今後の環境変化に対応しやすくするための基盤整備を目的とした大規模プロジェクトとなった。
2004年にCOMPANYの導入を開始しており、ほぼ20年経過していることから、COMPANYの最新機能を有効活用できる余白がある状態でもあり、パッケージ活用を前提とした業務プロセスの見直しを掲げてプロジェクトがスタートした。そのため、一般的なバージョンアッププロジェクトに比べてタスク量が非常に多くなり、プロジェクト計画策定フェーズも含めると、1年半にも及ぶ長期プロジェクトとなった。
SKKは2022年6月のシステム要件定義策定フェーズから参加し、要件定義、設計、開発、単体テスト、ユーザー検証支援、本番リリース作業とCOMPANY領域のすべての工程を担当した。対応した案件数は77本もあり、中には「CWSスマートデバイスオプション導入」、「就労モバイルオプション導入」など規模の大きい追加導入も伴っており、要件定義から単体テスト完了まで9カ月の期間を要した。
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期間・体制
【期間】2022年4月～2023年9月
【お客様】Pjtオーナー（ステコミ）6名、Pjtマネージャーチーム5名、領域ごとの業務リーダー15名、担当者20名、インフラ担当5名など計60名以上
【SKK】PMO1名、プロダクトごとに開発リーダー3名、メンバー6名の計10名
結 果 result
オンスケジュールでの進行、稼働、さらに稼働後の大規模トラブル“０”件という結果となり、お客様のプロジェクトチームが社内表彰された。また、本プロジェクトは利用歴が長く、大規模なグループ管理をされているCOMPANYユーザーのバージョンアップ成功事例としてWHI社からも広く紹介されている。
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サポートの中で工夫したこと
人事、給与、CWS、就労それぞれのリーダーにトップクラスの有識者をアサインし、要件定義～詳細設計フェーズにおける成果物の品質を可能な限り向上させた。開発～単体テストフェーズにおいても、開発部隊内レビュー、お客様レビューをこまめに行うことで高い精度で総合検証まで進めることができた。
